月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年8月26日(月)

士師14章 人の思いを超えた神の計画

父母にはこれが主の御計画であり、主がペリシテ人に手がかりを求めておられることが分からなかった。当時、ペリシテ人がイスラエルを支配していた。(士師14:4)

 サムソンが士師として活躍した時代、イスラエルはペリシテ人の支配下にありました。これは、イスラエルの人々が主の目に悪とされることを行った罪による罰でした(13章1節)。しかし、神は、イスラエルを見捨てることなく、サムソンを、「ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者」(13章5節)として、誕生させます。

 ある日、サムソンは、ティムナに下っていき、あるペリシテ人の娘を見そめて、妻に迎えようとしました。イスラエルでは、無割礼のペリシテ人と結婚することは禁じられていましたから、サムソンの父母は、この結婚に反対します。これが神の計画であることがわからなかったからです。しかし、神は、この結婚を通して、ペリシテ人からイスラエルを守ろうとされたのです。

 神は、実に人の弱さや罪さえも用いられます。確かに、そのことが罪深い生き方の言い訳となってはいけませんが、信仰者は人の思いを超えた神の計画によっていつも守られています。その恵みを謙虚に受けとめ、神に感謝しましょう。

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