月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月29日(月)

士師1章 美しい同行

ユダは兄弟シメオンに、「わたしに割り当てられた領土に一緒に上って、カナン人と戦ってください。あなたに割り当てられた領土にあなたが行かれるとき、わたしも一緒に行きます」と言った。シメオンはユダと同行することにした。(士師1:3)

 イスラエルの人々が主に「誰が最初に上って行って、カナン人を攻撃すべきでしょうか」(1節)と問うと、主は「ユダが上れ。見よ、わたしはその地をユダの手に渡す」(2節)と言われました。

 しかし、ユダは神に言われたとおりに従わないで、シメオンに一緒に上ってカナン人と戦うことを要請します。ユダの要請を受けたシメオンは、ユダと同行することにします。このことはお答えとは違うものでした。神は「シメオンに助けを要請して、二人が最初に上れ」とは語りませんでした。しかし、神はカナン人、ペリジ人を彼らの手に渡されました。神の言葉に従わなかったので戦いに失敗するはずでしたが、彼らは戦いに勝利しました。

 なぜでしょうか。彼らの同行が美しい同行である、嬉しい同行であると認めてくださったからです。彼らの同行が美しい同行になるのは、一方的な要請ではなく、補い合う、協力する同行だったからです。「一緒に上って戦ってください」、「わたしも一緒に行きます」、これが美しい同行です。

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