月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月15日(月)

エゼキエル40-42章 新しい幻を希望にして

「人の子よ、自分の目で見、自分の耳で聞き、わたしがこれから示す、すべてのことを心に留めなさい。あなたがここに連れて来られたのは、それを示すためです。あなたが見ることを、すべてイスラエルの家に告げなさい。」(エゼキエル40:4)

 エゼキエルは、主の手に導かれてイスラエルの地に連れて行かれ、神が建設された都を見ました。

 彼には「青銅のように輝いている一人の人」(40章3節)が伴い、麻縄と測り竿で、その一つ一つを丁寧に測り、その大きさと構造を教えられました。神殿の外側、外庭や内庭、献げ物をするための聖卓、至聖所、祭司たちの部屋などが、美しく整った姿で整備されていました。最後に外に出て、外壁の四方を測りますが、それは「聖なるものを俗なるものから区別するためであった」(42章20節)と記されています。

 イスラエルはその昔、神を礼拝する都に暮らしていましたが、聖と俗を区別せず、その場所を汚して都を追われてしまいました。今は捕囚の地にある神の民ですが、そのような彼らに、神は、エゼキエルに見せた幻を通して、新しい希望を与えておられます。

 私たちも、暗い世界の中にあって、神が与えてくださったイエス・キリストとその神の国にあずかる希望をもって、歩みたいと願います。

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