月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月14日(日)

詩編25編 主よ思い起こしてください

主よ思い起こしてください
あなたのとこしえの憐れみと慈しみを。
わたしの若いときの罪と背きは思い起こさず
慈しみ深く、御恵みのために
主よ、わたしを御心に留めてください。(詩編25:6-7)

 詩人は、かつて主が示してくださった憐れみと慈しみは思い起こしてほしい、しかし自分の若い時の罪と背きは思い起こさないでほしい、と願っています。これは、自分に都合の良いことだけを願っているわけではありません。

 詩人は、主が憐れみ深く罪人の罪を赦し、歩むべき道を示してくださる方だと知っています。だからこそ、罪に対する裁きではなく、憐れみをお与えくださいと願います。もちろん心を主に向け、信頼し、畏れ敬う気持ちをもちつつです。

 私たちは、過去の自分の罪を思い出すだけでも、主の前に恥ずかしくなるものです。それでも、主に赦しを求めます。それは、主が罪人に恵みを注ぎ、悔い改めに導いて罪を赦してくださる方だと知っているからです。

 主のとこしえの憐れみと慈しみは、御子の贖いによって私たちにすべて明らかにされました。私たちを裁くためにではなく、憐れみを注ぐために私たちを御心に留めてくださる主がおられます。ここに私たちの希望があります。

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