月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月10日(水)

エゼキエル38章 神のご支配

備えをせよ。…お前は彼らの監督となれ。多くの日の後、お前は呼び出され、また、多くの年を経た後、一つの国を襲う。それは長く荒れ廃れていたイスラエルの山々で、そこには、剣の恐れから解放され、多くの民の中から集められた民がいる。彼らは多くの民の中から連れ出されて、今は皆、安らかに暮らしている。(エゼキエル38:7-8)

 ここはエゼキエルの時代よりもかなり後のことが語られています。すでにイスラエルは約束の地に連れ戻され、神のご支配のもと平安な暮らしをしている様子が描かれています。他方で、強力な武装をした北の諸民族が、神の指令において集められた後に、長い備えの期間があることも記されています。彼らはいったい何のために集められ、闘いに備えているのでしょうか。

 この箇所を読みながら思い起こしますのはヨハネの黙示録20章です。両者には違う点も多くありますが、神がご自身の敵を集め、挑んでくる敵を滅ぼされるということでは同じです。このように神はご自身の支配を完全に打ち立ててくださいます。

 私たちはまだ、地上における完全な神のご支配を見ていません。そして時に、神はなぜ多くの困難をそのままにされるのかと思うこともあります。しかし、神は無防備にすら見えるご自身の民の平安を守り通すと約束してくださっています。それこそが神の願いであり、御心だからです。

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