月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月8日(月)

エゼキエル36章 思いがけない回復

しかし、お前たちイスラエルの山々よ、お前たちは枝を出し、わが民イスラエルのために実を結ぶ。彼らが戻って来るのは間近である。わたしはお前たちのために、お前たちのもとへと向かう。お前たちは耕され、種を蒔かれる。(エゼキエル36:8-9)

 私たちは目の前の出来事に一喜一憂し、時々の状況が長く続くかのように考えがちです。しかし、多くの場合それは錯覚です。

 戦渦に巻き込まれることを逃れ、エルサレムの崩壊を目にした敵国の人々がいます。彼らは、イスラエルの地が、労せずして自分たちのものになったということを誇らしげに宣言し、奪い取った土地からいかに多くの利益を上げようかとはしゃいでいました。

 人の目からすると、エルサレムには何の良いところもなく、敵国の勝利は決定的であるように見えたかもしれません。しかし、そこから神は歴史の歯車を逆に回していかれます。イスラエルの地は何よりも神が「わたしの土地」と呼ばれるところでした。神はご自身の土地を辱めるものを、必ず辱めると誓われました。そればかりでなく、もはや何の望みもないかのように思われる山々を豊かに装わせ、ご自身の民をそこに招き入れてくださるといわれます。

 私たちは、この神に信頼し、どのような状況においても希望をもちたいのです。

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