月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月5日(金)

ヨハネ4章 神の畑は色づいて

「あなたがたは、『刈り入れまでまだ四か月もある』と言っているではないか。わたしは言っておく。目を上げて畑を見るがよい。色づいて刈り入れを待っている。既に、刈り入れる人は報酬を受け、永遠の命に至る実を集めている。」(ヨハネ4:35-36)

 サマリア人女性との実り多い対話を終えた主イエスのお心は、深い喜びに満ちていたのではないでしょうか。主イエスの目には、色づいて刈り入れを待つばかりの実り多い畑が見えています。  「刈り入れまでまだ四か月もある」。この弟子たちの言葉は、彼らの心に隠された、霊的な理解力の鈍さを示しています。主イエスの目に見えているものが弟子たちには見えていません。今日の教会もまた、豊かな収穫の畑を見過ごしているかもしれません。刈り入れまでの日数を、数え損なっていることも考えられます。時代の認識、伝道の緊急性について、主イエスと教会の間に、開きがあるのは悲しいことです。

 必要なことは、主イエスの言葉に促されて、目を上げる訓練です。伝道の働き、収穫への道がどれほど困難に見えても、十字架に進み、命への道を開いてくださった主に目を上げれば、思いがけない希望の畑を、発見することができます。色づいた神の畑で、収穫の喜びを味わいましょう。

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