月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年7月3日(水)

エゼキエル35章 神に委ねる

お前は果てしない敵意を抱き、イスラエルの子らが災いに遭い、最後の刑罰を受けたとき、彼らを剣に渡したからである。それゆえ、わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしはお前の血を流させ、血がお前につきまとう。血に飢えた憎しみのゆえに、血がお前につきまとう。(エゼキエル35:5-6)

 既にエゼキエル書では、33章においてエルサレムの陥落の知らせが語られました。24章ではエゼキエルの愛妻の死という悲しい出来事と重ね合わせて、その都を襲う悲劇が描かれていました。エルサレムを打たれることは、何よりもそこに住む一人一人の罪の故であり、同時にそこから人々を立ち帰らせる神の深いご計画の中でなされたことでした。

 けれども、そのようなエルサレムの悲劇を喜び、それに便乗して利益を得ようとする人たちがいました。それがエドムです。彼らは「イスラエルの子らが災いに遭い、最後の刑罰を受けたとき」に「剣に渡した」のでした。これに対して、神はそのような血の責任を求め、はっきりと「血がお前につきまとう」と言われます。

 これは恐ろしい言葉です。そしてまた、神のみが使うことのできる言葉です。私たち人間は、すべてを公正に裁くことはできませんが、神は生きておられ、すべてを正しく裁かれます。それゆえ、一切を神に委ねる信仰が求められます。

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