月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年5月5日(日)

詩編16編 主はわたしの運命を支える方

主はわたしに与えられた分、わたしの杯。
主はわたしの運命を支える方。
測り縄は麗しい地を示し
わたしは輝かしい嗣業を受けました。(詩編16:5-6)

 主なる神から土地を与えられてそれを所有できるということは、旧約聖書において、すばらしい祝福でした。土地や財産を持つことは、神のご好意が自分に向いている、ということのしるしともなりました。

 16編6節では、土地を測量するための測り縄が麗しい地を示した、とあります。主からいただいたのは麗しい地、そしてそれは輝かしい嗣業でした。

 しかし、作者が受け取った最もすばらしいものは何だったでしょうか。それは主ご自身でした。主こそ自分に与えられた分であり、それにまさるものはありません。

 この詩編作者も、これまでの人生を振り返り、これから先のことを考えてみたとき、きっと色々な困難や試練が待ち受けていると予想できたことでしょう。

 そのようななかで彼は、主が自分の運命を支えてくださることを固く信じています。自分の将来は、主の御手の中にある。この事実は何にもまさる幸いと安心を私たちに与えてくれるものなのです。

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