月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月22日(月)

エゼキエル8章 あなたには偶像がありますか

彼はわたしに言った。「人の子よ、イスラエルの家の長老たちが、闇の中でおのおの、自分の偶像の部屋で行っていることを見たか。彼らは、主は我々を御覧にならない。主はこの地を捨てられたと言っている。」(エゼキエル8:12)

 人生の狂いは、人の心が真の神から外れてしまったことに根本原因があります。偶像礼拝とは真の神を見ようとしない心の致命的病です。神は幻を通してエゼキエルに、目を覆いたくなる偶像礼拝の実態を見せます。なんと、他国による占領という神の裁きの真っただ中にあるエルサレムの神殿で、人々は獣崇拝(10節)や自然崇拝(14節:タンムズ神=植物の豊穣神)にふけっていました。

 懲りない人間の罪深さは、民を導くはずの長老たちの堕落(11、12節)や礼拝を指揮する祭司たちが主に背を向けて太陽崇拝をする光景(16節)を通して鮮明に示されています。神殿の祭壇が置かれている「北の門」で行われた「激怒を招く像」の崇拝が、罪深さの極みです(3〜5節)。

 今、私たちを神から引き離す偶像とは何でしょうか。偶像に心を奪われている限り、主からの祝福を期待できません(18節)。しかし、幸いにも主は私たちをお見捨てにはなりません。心から悔い改め、思いを尽くし、力を尽くして主に従おうではありませんか。

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