月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年4月6日(土)

1コリント2章 隠されていた、神秘としての神の知恵

わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵であり、神がわたしたちに栄光を与えるために、世界の始まる前から定めておられたものです。(1コリント2:7)

 「隠されていた、神秘としての神の知恵」とは何でしょうか。キリストの十字架による神の救いのご計画、これこそ、救いの神の知恵です。口語訳聖書では「神秘」は「奥義」と訳されています。「奥義」とは、神が今まで御心の内に留めておられ、今、明らかにされたご計画のことで、秘められたままのものではありません。それは、「御自分を愛する者たち」(9節)のためであり、「わたしたちに栄光を与えるため」(7節)でした。

 しかも、神の霊によって私たちはその救いのご計画を知ることができました。聖霊は私たちの心に神のすばらしい救いの御心を示し、理解させ、確信へと導いてくださいました。十字架の救いを頂点とする神の救いの御心全体は、人間の理解をはるかに超えた神の知恵そのものです。そこにあらわれた神の愛の深さ、救いのスケールの大きさは、秘義といってよいでしょう。

 私たちは、今、このようなキリストの十字架による救いのご計画の中に入れられています。この恵みを感謝し、それを語り続けたいと願います。

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