月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年1月31日(木)

マタイ12章 キリストの家族

そして、弟子たちの方を指して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」(マタイ12:49-50)

 主イエスは弟子たちを指して、「ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる」と言われました。弟子たちを引き継ぐ私たちも、主イエスの家族であり、主イエスに最も良く理解され、最も深く存在を喜ばれているのです。そして、私たちも主イエスを理解し、主イエスの存在を喜んでいます。

 主イエスは、「だれでも、私の天の父の御心を行う人が」家族である、と言われました。神と人を完全に愛することが父の御心です。その御心を行うことが条件ならば、私たちは誰一人、主の家族とはなれないのではないでしょうか。

 しかし、主イエスは現実の弟子たちを指しながら「わたしの母、わたしの兄弟」と言われました。多くの欠けがありながら、主に従おうと願い、主の教えに耳を傾ける弟子たちを「父の御心を行う人」と呼んでくださったのです。そうであるならば、私たちは確かに主の家族です。主が与えてくださった絆を喜び、多くの欠けを赦されつつ、御心をなお豊かに行えるように、祈りたいのです。

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