月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月26日(月)

ヨエル4章 諸国民の裁きと救い

その日が来ると
山々にはぶどう酒が滴り
もろもろの丘には乳が流れ
ユダのすべての谷には水が流れる。
泉が主の神殿から湧き出て
シティムの川を潤す。(ヨエル4:18)

 この世界の主である神が、終わりの日、主の日には諸国のあらゆる人びとを裁くと語られています。「わたしは諸国の民を皆集め、ヨシャファト(主の裁き)の谷に連れて行き、そこで、わたしは彼らを裁く」(2節)。罪が一つ一つ指摘され、その日には、「太陽も月も暗くなり、星もその光を失う」(15節)とまで言われるほど、とても厳しい内容です。

 けれども、それと同時に、主は「自分の国から遠く引き離」(6節)されていた民を連れ戻してくださいます。

 主の民にとって、主は避け所であり、砦です(16節)。神はご自分の民のために復讐を遂げてくださり、山々にはぶどう酒が滴り、もろもろの丘には乳が流れ、主の神殿には泉が湧き上がるようになります。こうして、神の民は恵みといのちとに満ち溢れ、永遠の住まいを得るものとされます。神は、その愛の故に、ご自分の民を懲らしめることもされますが、最後には恵みと守りとを与えてくださるお方です。

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