月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年11月13日(火)

歴代下34-35章 ヨシヤの宗教改革

ヨシヤはイスラエルの人々のすべての土地から忌むべきものを一掃し、イスラエルにいるすべての者をその神、主に仕えさせた。(歴代下34:33)

 ヨシヤは、ヒゼキヤと同様に国内の宗教改革を徹底的に行った王でした。同時代に活躍した預言者エレミヤの目に、ヨシヤ王は希望の星と映っていたかもしません。この時代の重大な出来事は、神殿の中から「主の律法の書」が発見されたことです。そしてヨシヤの改革事業を記す歴史書の文言は、申命記の規定に則ったものと見られています。

 申命記には、祝福と呪いが記されています。主の契約に忠実に従って律法を行えば、豊かな祝福が与えられ、長くその土地で生きることができます。主の道から逸れて他の神々に仕えるならば、国は取り上げられて民は滅びます。

 ヨシヤは、この神の裁きと呪いがイスラエルに降りかかることを恐れました。彼は、すべての民と共に主の神殿に上り、契約の書のすべての言葉を彼らに読み聞かせました。また、地から偶像を一掃し、民を主に仕えさせました。

 律法の書がヨシヤを宗教改革に導きました。主イエスに導かれて、私たちも同じ道を歩んでいます。

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