七つの教会への最初の手紙は、エフェソにある教会宛です。まずその教会の長所を賞賛し、「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており」と記し、続けて種々のよき奉仕を数えます。教会の頭であるキリストは、教会員一人ひとりの地道な奉仕と忍耐の姿とを見ていてくださいます。真理を守るための忍耐強い戦いがあったようです。誰からも知られていなくとも、主はこの労苦を見ていてくださいます。「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており、…あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、疲れ果てることがなかった。しかし、…あなたは初めのころの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。…勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」(黙示録2:2-7)