月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月9日(火)

歴代下1章 ソロモン王の偉大さ

「あなたのような王はかつていたことがなく、またこれからもいない。」(歴代下1:12)

 ダビデの王位を受け継いだソロモン王は、イスラエルの全会衆と共に、ギブオンの聖所で感謝の献げ物を主なる神にささげました。一千頭もの献げ物は、いつ果てるとも知れぬ煙を天に立ち上らせます。神はダビデへの約束に真実であられ、ソロモンは、「地の塵のように数の多い民」の上に王として立てられました。

 神は王座についたソロモンに、望むものは何でも与えると言われました。富も名声も長寿も戦争での勝利も、神に願えばすべて手に入れることができます。しかしソロモンは、世の為政者であれば求めたに違いない、自らの栄光を求めず、神の民を御心に従って治める知恵と識見を求めました。こうして神の前に謙遜を示したソロモンを喜び、神は富も栄光もすべてを与えると約束されました。

 初期のソロモン王の偉大さは、豊かさの中でも「神の国と神の義を第一とする」信仰にあります。この信仰を与えてくださる神をほめたたえて、私たちも、主を畏れ敬う信仰に立って歩みましょう。

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