月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月12日(日)

詩編139編 驚くべき、主の知識の深遠さ

その驚くべき知識はわたしを超え
あまりにも高くて到達できない。
どこに行けばあなたの霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。(詩編139:6-7)

 139編は、主なる神への驚きの声をもって、御名を賛美します。それは、主がこの小さなわたしのすみずみまでも知っておられることについて、深く、大きな感動を告白するものとなっています。

 神の約束に背いたアダムとエバはその身を神から隠しました(創3章8節)。しかし、罪赦され、キリストの血によって贖われた者は違います。その心も言葉も行動も、主のまなざしの中にあることを知るとき、むしろ大いなる感謝と賛美の声をあげることができます。上記の聖句には、「わたし」のことをそこまで知ってもなお、罪を赦してくださる神への畏れと、弱さを知るが故に守ってくださる神への感謝が表れています。

 主なる神がこの「わたし」に目を向けておられると信じるとき、私たち一人ひとりは、大きな喜びと感動とともに、神のまなざしの前に謙遜であることへと促されます。そして「へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え」(フィリ2章3節)、共に祈ることへと導かれることでしょう。

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