月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年8月10日(金)

マタイ5章 積極的に平和を創る

平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。(マタイ5:9)

 主イエスは、十字架の贖いによって神と私たちの間に平和を得させてくださっただけではありません。私たちに人と人の間に平和を創ることを求めておられます。

 戦争、いじめ、言い争い、不信、妬み。人は罪により神との関係だけでなく、人との関係において破れがあります。この世は、社会も教会も争いに満ちています。ですから、主イエスは私たちを和解の使者としてこの世に遣わされます。

 フランチェスコの「平和の祈り」という祈りがあります。

 「主よ、私をあなたの平和の器とし、憎しみしかないところに愛の種子をまかせてください。痛みしかないところに、赦しを、疑いしかないところに、信仰を、絶望しかないところに、希望を、暗闇しかないところに、光を、また、悲しみしかないところに、喜びを、どうか、みなぎらせてください」。

 争いの満ちた世界に、和解をもたらす平和の器として、私たち一人ひとりが用いられるよう、フランチェスコのように祈りましょう。

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