月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月20日(水)

ネヘミヤ11-12章 礼拝を中心とした神の民の生活

その日、人々は大いなるいけにえを屠り、喜び祝った。神は大いなる喜びをお与えになり、女も子供も共に喜び祝った。エルサレムの喜びの声は遠くまで響いた。(ネヘミヤ12:43)

 悔い改めの祈りをささげ、神の民として改めて生きようとする誓約をした人は、どのように生活を始めたのでしょうか。12章前半には帰還した祭司とレビ人の名簿が記されています。礼拝を司る者たちが戻ってきたので、ついに礼拝生活を再開できます。

 12章後半には城壁の奉献式の様子が記されます。ネヘミヤは城壁再建のためにエルサレムに帰ってきたのですから、いわば、これがネヘミヤ記のクライマックスです。大合唱隊が、左右に分かれて、城壁の上をぐるりと歩いて行きます。二隊は神殿で合流し、ラッパと共に賛美の大合唱をします。いけにえを捧げて礼拝し、神を喜び祝う宴となります。その喜びの声は、エルサレムから遠く響くほどです。

 捕囚の地では行うことができなかった、罪赦された者としての喜びの礼拝をもって、神の民としての新しい歩みが始まりました。私たちにとっても、赦されて神のもとに帰ってきたところでの喜びの礼拝が、生活の中心のはずです。

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