月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月6日(水)

ネヘミヤ2章 神の御手

すると王は、「何を望んでいるか」と言った。わたしは天にいます神に祈って、王に答えた。「…町を再建したいのでございます。」…神の御手がわたしを守ってくださったので、王はわたしの願いをかなえてくれた。(ネヘミヤ2:4-5,8)

 ネヘミヤ記によれば、エルサレムの城壁再建という大事業は、「神の御手」の働きによるものでした。

 ネヘミヤは、四ヶ月にわたる祈りの後、王にエルサレム再建を願い出る機会が与えられます。まさに、そのことを願い出る瞬間、ネヘミヤは神に祈ります。そして、必要なものすべてを大胆に願い出て、王に受け入れられます。王がその願いを受け入れたのは、「神の御手がわたしを守ってくださった」からだ、とネヘミヤにはわかりました。

 その後、ネヘミヤは、荒廃したエルサレムに到着し、そこに住んでいた人びとに、エルサレム再建を呼びかけます。ネヘミヤが「神の御手が恵み深く」(18節)守ってくださったと強く主張したことが彼らを奮い立たせました。妨害者が現れたときも、「天にいます神御自ら、…この工事を成功させてくださる」(20節)とネヘミヤは反論します。

 困難を前にして、何に希望を置きますか。自分の力ですか。生きて働かれる「神の御手」ですか。

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