月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年6月5日(火)

ネヘミヤ1章 御言葉の約束にもとづく祈り

「どうか、あなたの僕モーセにこう戒められたことを思い起こしてください。『…もしもわたしに立ち帰り、わたしの戒めを守り、それを行うならば、天の果てまで追いやられている者があろうとも、わたしは彼らを集め、わたしの名を住まわせるために選んだ場所に連れて来る。』」(ネヘミヤ1:8-9)

 ネヘミヤは、ペルシアの地にあって、献酌官という高い地位にあり、王の信頼を得ていました。しかし、故国ユダから来た人たちからエルサレムの悲惨な状況を聞かされると、涙を流し、食を断って祈らずにはいられませんでした。

 エルサレムが陥落し、多くの人が外国に連れ去られた理由を、ネヘミヤはよく理解していました。政治的・軍事的な理由ではなく、主の戒めを守らなかったからです。主は、御言葉によって警告したとおりのことを実行されました。

 ネヘミヤは、主が御言葉に忠実な方であることを理解していたのでしょう。主に立ち帰る者を、主が再びご自身のもとに召し集めてくださるように、御言葉の約束を根拠に、熱心に祈り求めます。イスラエルの人びとの罪を告白し、自分たちが心から主の御名を畏れ敬っていることを述べて、主への立ち帰りを示します。

 御言葉の約束にもとづく祈りは、力強いものです。どのような自分であっても、主に立ち帰り、キリストの贖いを願い求めましょう。

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