月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年5月31日(木)

マルコ3章 聖霊を冒涜する罪

「はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される。しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」(マルコ3:28-29)

 主イエスは十字架によって、私たちのすべての罪を赦してくださいました。そして聖書は「わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方を信じれば、わたしたちも義と認められます」(ロマ4章24節)と宣言しています。

 今日のところでも、「犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される」と言われています。それにもかかわらず、「聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず」とは、どういうことでしょうか。これは十字架による罪の赦しも及ばない例外事項なのでしょうか。

 そうではありません。主イエスの十字架による罪の赦しは完全なもので、そこから外れるものなどありません。ただ、その十字架の恵みをいただくために、私たちは悔い改めを求められます。ところが、聖霊を冒涜するということは、悔い改めを生じさせてくださる聖霊の働きを、決定的に拒絶し続けるということです。そこには罪の赦しはありません。そうならないようにと、聖霊は強く働きかけておられます。

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