神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。(2コリント1:4)
「慰め」という言葉は、「傍らに呼ぶ」という意味があります。神は私たちを傍らに呼び、慰めてくださいます。神は、遠いところにおられるのではなく、私たちと同じところに立って、語りかけてくださるのです。
この恵みは、イエス・キリストにおいて明らかにされました。神は、私たちが経験する苦難を放っておかれません。ですから、私たちと同じ人間となって、この世に来てくださいました。主イエスが与えてくださる慰めは、どのような苦難のなかにあっても届くものです。忍耐をもって生き抜く力を与えてくれます。生きている時だけではなく、死ぬ時においてさえも、なお希望を与える慰めです。
この確かな慰めを与えるために、主は苦しみを負い、十字架についてくださいました。この主の苦しみが私たちのところまであふれ出ています(5節)。ですから、私たちが経験している苦しみは、主の苦しみと決して無関係ではありません。そこにおいてこそ、主と共にある恵みを知るのです。
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