箴言20章 感覚器官を研ぎ澄まして
聞く耳、見る目、主がこの両方を造られた。(箴言20:12)
近代の幼児教育の基本は、できるだけ感覚器官を事物に触れさせて、その感覚の経験をもとに知識を授けることだと言われています。神が創造した自然世界を認識させ、そこに神の足跡を発見させるためのやり方です。
神が書かれた自然という書物を正しく読むために、神は「聞く耳」や「見る目」など、いわゆる五つの感覚器官を人間にお与えになりました。また、聖書という書物から信仰の光を受けないと、神賛美には至りません。御言葉に聞き、神の恵みを見分けるために、心の目と耳が与えられています。
自然と聖書という二つの書物を読むための訓練が修道院でなされ、それが発展してヨーロッパの大学となりました。教会と学校が一つとなって、神から与えられた感覚器官を研ぎ澄ましていくとき、神の創造された世界はより美しいものとして迫ってくるでしょう。
視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚を使って、芸術をも含む日常生活のあらゆる領域で、創造主なる神を豊かに賛美します。
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