月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年11月16日(水)

申命記18章 モーセのような預言者

あなたの神、主はあなたの中から、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者を立てられる。あなたたちは彼に聞き従わねばならない。(申命記18:15)

 私たちは、神の御心をどのようにして知ることができるのでしょう。易者や占い師によって知ることができるのでしょうか。そのような人びとによっては、神の御心を知ることができません。そうではなく、神がお立てになった預言者だけが、神のまことの御旨を教えてくれるのです。そのような預言者を、「モーセのような預言者」といいます。

 また、神がシナイ山で恐ろしい光景の中に現れ、イスラエルに律法を授けられたとき、モーセは、神と民との間に仲介者として、神によって立てられた人物です。モーセは、律法を代表しているだけでなく、神と人との間の仲介者、仲保者として立てられた人です。

 モーセにおいて明らかにされた預言者にして仲保者の働きは、イエス・キリストを指し示すものです。主イエスは、その人格と働きにおいて、モーセのような、いやモーセ以上のお方です。ですから、私たちは、主イエスを与えられている恵みに感謝し、主イエスの教えに聞き従わねばなりません。

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