エジプトを脱出したイスラエルの民は、神に不従順だった世代が終わり、新しい世代になりました(14節)。いよいよ約束の地に向かいます。まずは、ヨルダン川の東側に上って行きます。その際、神はモアブ人やアンモン人と戦わないようにと命じます。その地はイスラエルには与えられていないからです。しかし、ヘシュボンの王シホンとは戦って、その地を占領するように言います。一つ一つの命令に、今度はイスラエルの民は従順に従います。それゆえに、すべて順調にすすんでいきます。川沿いの町、すなわちアルノン河畔のアロエルからギレアドに至るまで、我々の手に陥らなかった町は一つもなかった。そのすべてを我々の神、主は我々に与えられた。ただし我々の神、主が禁じられたアンモンの人々の領地、すなわちヤボク川沿いの全域と山地の町々に、あなたは近づかなかった。(申命記2:36-37)