ユダ全土はアッシリアに占領され、ヒゼキヤは危機に陥ります。アッシリア王は言い放ちました。「サマリアをわたしの手から救い出した神があっただろうか。…それでも主はエルサレムをわたしの手から救い出すと言うのか」(18章34、35節)と。また、サマリア(北王国)さえ守れなかったイスラエルの神に、エルサレム(南王国)を救い出すことができるのかと、神への信仰を揺さぶるのでした。「確かにアッシリアの王たちは…その神々を火に投げ込みましたが、それらは…人間が手で造ったものにすぎません。…どうか今わたしたちを彼の手から救い、地上のすべての王国が、あなただけが主なる神であることを知るに至らせてください。」(列王下19:17-19)