月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月15日(金)

使徒4章 大胆に御言葉を語る

「主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、あなたの僕たちが、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください。」(使徒4:29)

 伝道の困難や迫害に直面したとき、さまざまな具体的な対策を考える必要があるのかもしれません。それも大切なことですが、根本的なことは一つです。それは主に祈り、願うことです。何をどう祈ったら良いかを今日の聖書の箇所は告げています。

 ここでは、困難を取り除いてください、とは祈られていません。主が私たちの今ある現実に目を留めてくださるように、と願うのです。それはたとえどのような厳しい状況の中にあったとしても、主が導いていてくださるとの揺るがない確信があるからです。この主への信頼があるからこそ、さらに「あなたの僕たちが、思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください」という祈りが湧き出てきます。

 使徒たちは、このように祈り、大胆に伝道しました。ですから、私たちも今、この祈りを祈るべきではないでしょうか。主は私たちの祈りをお聞きくださいます。御言葉の宣教は、祈りによって大胆なものへと変えられます。

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