月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年2月16日(水)

列王上8章 祈りの場所

わたしたちの神、主は先祖と共にいてくださった。またわたしたちと共にいてくださるように。わたしたちを見捨てることも、見放すこともなさらないように。(列王上8:57)

 ソロモンは、イスラエルの神、主の御名のために、神殿を建てました。神殿が完成したので、主の契約の箱をシオンの山から神殿の至聖所に安置しました。すると、主の栄光が神殿に満ちました。

 ソロモンは、献堂の祈りをささげます。「イスラエルの神、主よ、上は天、下は地のどこにもあなたに並ぶ神はありません…」(23節以下)。いかに神殿が最高の材料と技術でもって建てられたとはいえ、人間が建てた神殿は、とうてい神をお納めするにはふさわしくありません。しかし、主が「『わたしの名をとどめる』と仰せになった」(29節)ので、民がここで、祈り求める願いを聞き届けてくださるように、とソロモンは祈ります。そのような祈りの場となる神殿は、神が民と共にいてくださることのしるしです。

 私たちにとっての祈りの場は、教会です。この場所に来て、主を礼拝し、祈り求めるなら、主は、お住まいである天にいまして、私たちの祈りと願いに耳を傾け、聞き届けてくださいます。

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