月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年11月8日(月)

ヨブ15-18章 わたしには友がいる

このような時にも、見よ
天にはわたしのために証人があり
高い天には
わたしを弁護してくださる方がある。
わたしのために執り成す方、わたしの友
神を仰いでわたしの目は涙を流す。(ヨブ16:19-20)

 「語っても苦しみはやまず、黙っていても、それは去らない」、「もう疲れ果てた」、「どこになお、わたしの希望があるのか。」子どものように本心をぶちまけるヨブ。

 神は、そのヨブを深々と包み込みつつ、ヨブの目を上へと引き上げます。ヨブは知らされます。「このような時にも、見よ、天にはわたしのために証人があり、…弁護してくださる方がある」ということを。ヨブの負けです。今までのヨブの絶望の涙は、今や喜びの涙のようではありませんか!

 神は、いつの日か、あなたをも負かすでしょう。苦しみが終わらないこと、希望がないことを言い募るあなたの目を、いつの日かやすやすと上へと引き上げて、あなたに「天にまします…」と祈らせることでしょう。そして「わたしを弁護してくださる方」「わたしのために執り成す方、わたしの友」なるイエスに、私たちのすべての思いを結びつけてしまうでしょう。そのとき、私たちの絶望の涙は、静かな喜びの涙に変わっているはずです。

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