月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年8月16日(月)

レビ4-5章 罪を赦される神

責めを負うときには、彼はその罪を犯したことを告白し、犯した罪の代償として、群れのうちから雌羊または雌山羊を取り、贖罪の献げ物として主にささげる。祭司は彼のためにその犯した罪を贖う儀式を行う。(レビ5:5-6)

 神の民に、「贖罪の献げ物」の規定が与えられています。この規定は、罪を犯す民が、主の民として留まるためのものです。レビ記の中心を貫くのは、罪には贖いが必要であるという真理です。罪の汚れを持ったまま、聖なる神に近づくことはできません。

 祭司による「贖罪の献げ物」と、献げ物を主の前に携えてきた奉納者による罪の告白によって、その人の罪は赦されました。その結果、神との交わりにおけるすべての障害が取り除かれるのです。

 ここで学ぶべきことは、まず、罪の自覚です。生まれながらその内に秘めている罪は、神との間の交わりに、大きな溝、障害を作り出しています。つぎに、罪の赦しの恵みへの感謝です。「贖罪の献げ物」の定めは、神が真実に私たちの罪を赦すお方であることを示しています。
 やがて神は、罪のない御子を同じ定めの下に送り、罪人の贖い主としての生涯を歩ませてくださいました。贖罪の恵みは、御子の命の代価によるものです。レビ記はこの価値の尊さを伝えています。感謝しましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.