月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年8月11日(水)

レビ2-3章 礼拝は神との祝宴

祭司はこれを祭壇で燃やして煙にする。これが宥めの香りとして、燃やしてささげる食物である。脂肪はすべて主のものである。(レビ3:16)

 3章は「和解の献げ物」について記しています。この献げ物は、特に旧約時代の神礼拝がどのようなものであったかを示すものです。この献げ物の場合、家畜の脂肪と内臓は燃やして神が受け取られる食物としました(11、16節)。

 残りの部分はこれを奉献した民がいただき、神の前で家族と共に食べることができました。こうして、神との平和を感謝し、神の前に共に食卓につく祝宴の喜びを味わうことがゆるされました(申12章7節など)。

 「脂肪はすべて主のものである」と定められています。この章でも「脂肪と血」への特別な畏敬の念はきわだっています。脂肪を食べることが禁じられたのは、それが献げ物の動物の最もよい部分と考えられたからです。

 イエス・キリストは、私たちの罪をきよめ、真の礼拝者とするために、十字架で身代りとなって死んでくださいました。私たちは、ただ信仰によって義とされ、神と和解をさせていただきました。この和解と交わりの恵みは、聖餐の礼典において最もよく示されています。聖餐は、神と共に歩む民の、喜びの祝宴です。

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