月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月8日(木)

ヘブライ1章 御子によって語られた

神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。(ヘブライ1:1-2)

 神は、アダムの堕落以来、私たち人間を救うために絶えず語り続けて来られました。神は、ノアに、アブラハムに、ヤコブやヨセフに、またモーセやダビデなど多くの預言者たちに語られました。その内容も約束・律法・儀式等さまざまでしたが、すべてはやがて来られる救い主イエスへと私たちを導くためでした。主イエスは、明言されたのです。「わたしを見た者は、父を見たのだ」(ヨハ14章9節)。

 また、天からの証言が繰り返されました。「これはわたしの愛する子。これに聞け」(マコ9章7節)。旧約の時代に約束され預言されていたことは、このお方によって成就したのです。ですから、今は「終わりの時代」です。ユダヤ教徒が今もそうしているような待望する時代は、終わったのです。もはや別の救い主や新しい啓示を待つ必要はありません。

 さまざまな偽りの教えや偽預言者に惑わされてはなりません。神が御子によって語られることに思いを向けましょう。私たちがすべきことは、既に伝えられてきている主イエスの教えに聴き従い続けることです。

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