月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年4月19日(月)

ルツ4章 あなたの魂を生き返らせる者

女たちはナオミに言った。「主をたたえよ。主はあなたを見捨てることなく、家を絶やさぬ責任のある人を今日お与えくださいました。どうか、イスラエルでその子の名があげられますように。その子はあなたの魂を生き返らせる者となり、老後の支えとなるでしょう。」(ルツ4:14-15)

 ルツからの求婚を受けたボアズは、直ちに町の門の広場でこのことの決着を図ります。それは、ナオミの亡き夫エリメレクにはボアズよりも近い親戚がいて「家を絶やさぬ責任」も、「ルツとの結婚」もその人が第一の権利を持っていたからです。

 町の長老10人を証人として交渉が開始され、その人は、ボアズに一切を託しました。主が、その家庭を祝福してくださるようにと証人たちもボアズを祝福しました。ルツが男の子を産んだ時、女たちは「主はあなたを見捨てることがなく…その子はあなたの魂を生き返らせる」と祝福しました。神は「人は倒れても、打ち捨てられるのではない」(詩37編24節)と言われます。望みを失った者に恵みを持って臨まれます。

 ルツから生まれた子はオベドと名付けられ、オベドはエッサイの父、エッサイはダビデの父となりました(17節)。このダビデの子孫からイエス・キリストが生まれました。ルツの名は主イエスの系図にも記されています。この主イエスこそ、望み無きものに望みを与え、魂を生き返らせてくださるお方です。

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