神は、いなごを送り、暗闇を臨ませ、日常生活の自由を制限されました。さすがに、ファラオは、窮地に追い込まれました。見かけは気前よく、「行って、あなたたちの神、主に仕えるがよい」(8節)と言います。そう語りつつ、彼は、「男たちだけで」(11節)、「羊と牛は残しておけ」(24節)などと条件を付けてきました。エジプトに帰らざるを得ない担保を残そうとしたのです。しかし、神は、ここで妥協なさいませんでした。イスラエルを完全に神のものとするまで、神はエジプトと戦われます。「いや、行くならば、男たちだけで行って、主に仕えるがよい。それがお前たちの求めていたことだ。」ファラオは自分の前から彼らを追い出した。(出エジプト10:11)