月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年12月6日(日)

詩編40編 主の御旨を行う

わたしの神よ、御旨を行うことをわたしは望み
あなたの教えを胸に刻み…
恵みの御業を心に秘めておくことなく
大いなる集会であなたの真実と救いを語り
慈しみとまことを隠さずに語りました。…
あなたはわたしの助け、わたしの逃れ場。
わたしの神よ、速やかに来てください。(詩編40:9-18)

 詩人は、「御旨を行うことを」望み、祈り求めています。また、「主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった」(2節)と語り、主のみに望みをおき、御旨を求めて祈る者に与えられる祝福を喜んでいます。

 キリストも、この祈りの確信に立って祈られました。「この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」(マコ14章36節)。キリストは、祈りにおいて神の御心を求め、十字架へと向かって行かれました。

 キリストによって救われた私たちも、祈りの確信に立ち、祈ることが許されています。ともすれば、自分の願望が祈りの主題になりますが、そうではなく、神の御旨を行うことを心から望みたいと思います。

 そのとき、今日の詩人の祈りは、私たちの手本となります。私たちも、「恵みの御業を心に秘めておくことなく」、「慈しみとまことを隠さずに」、「真実と救いを語」ることができます。どのようななかでも、神の御旨の素晴らしさを祈り求めて、その祝福を語り伝えましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2009 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.