月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月27日(日)

箴言6章 戒めと教えを心に結びつけよ

わが子よ、父の戒めを守れ。母の教えをおろそかにするな。
それをいつもあなたの心に結びつけ、首に巻きつけよ。
それはあなたの歩みを導き、あなたが横たわるとき見守り、
目覚めればあなたに話しかける。
戒めは灯、教えは光。懲らしめや諭しは命の道。(箴言6:20-23)

 6章には、格言が詰まっています。イソップ物語のようです(6〜8節)。できれば、暗記して、記憶に留め、心に刻みましょう。

 ところで、十戒の第五戒では、「あなたの父母を敬え」と戒めています。それにより、自分の上に立つ人、さらにその上におられる神を敬うことを学びます。逆に、父母の立場にある者も神を畏れる心で子を教え育てるのです。

 「父の戒め」、「母の教え」をいつも「心に結びつけよ」と子に命じるのは、子にも神を畏れることを学ばせ、主に従うことが命に至る道であることを悟らせるためです。

 親が何を基準に子供を教え育て、子にどんな希望を持たせたらよいか、わからずに手探りしているとしたら、若い人はなおさらです。彼らが人生に希望を持てず、その場限りの楽しみを求めて生きるとしたら実に悲しいことです。

 人は、神を畏れることによって真の知恵を知り、「命の道」を歩むことができます。昔に書かれた箴言が、今を生きる私たちにも力強く迫っています。心に結びつけましょう。

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