月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月14日(月)

エゼキエル40-43章 主の栄光が神殿を満たしていた

主の栄光は、東の方に向いている門から神殿の中に入った。霊はわたしを引き上げ、内庭に導いた。見よ、主の栄光が神殿を満たしていた。(エゼキエル43:4-5)

 ソロモンがエルサレムに主の神殿を建設した時に、主の栄光が神殿に満ちたとあります(王上8章10、11節)。本来は、神は、神殿に住まわれ、民と共におられます。

 エゼキエルの時代に、エルサレムの神殿はその町と共に破壊されました。ユダの民の度重なる神への背信が招いた結果です。預言者エゼキエルは、そのニュースを捕囚の地で聞き、知りました。実は、神殿の破壊以前に、主の栄光はすでに神殿を去っていたのです。

 ここで思いがけないことが起こります。エルサレムの町と神殿が破壊された中で、神は捕囚の民の中にいたエゼキエルに、ご自身の栄光を幻の内に見させ、さらに、新しい、壮大な神殿に満ちる主の栄光を見させてくださったのです。これは、神が再び神殿を建設させ、ご自身が再びそこに住まわれるという約束です。

 時至って、主イエスは神殿を「三日で建て直してみせる」(ヨハ2章19節)と言われました。そのお方は、今、罪ある私たちを神殿として建て直し、私たちの中に住まわれて、その栄光を満たしてくださいます。

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