月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月6日(日)

箴言3章 心を尽くして主に信頼せよ

心を尽くして主に信頼し、
自分の分別には頼らず
常に主を覚えてあなたの道を歩け。
そうすれば、主はあなたの道筋を
まっすぐにしてくださる。
自分自身を知恵ある者と見るな。
主を畏れ、悪を避けよ。(箴言3:5-7)

 人は、どのような道を歩むべきでしょうか。これは、その人が何を人生の土台とするべきかという問いと結びついています。多くの人は、事柄を学ぶ基礎力としての教育をあげるでしょう。また、家庭や学校、地域活動などを通して人びとと接触し、分別を身につけてゆきます。

 ところが、箴言の言葉は鮮烈です。「自分の分別に頼るな」と。これは、分別顔をするなという処世訓ではありません。どれほどの賢者であっても、「自分自身を知恵ある者」とみなすことはできません。自分の分別力をどのように磨いても、その上には人生を築けないという警告です。

 常に主を覚え、祈りつつ、歩みを主にゆだねる信仰をこそ土台とすべきです。主は、主を畏れ敬い、悪を避ける人を喜んでくださって、その歩む道をまっすぐにしてくださいます。私たちは罪を犯し、過ちを繰り返し、誤った選択をしてしまいます。そのとき、主は、愛する子に対するように、懲らしめてくださいます。神は、自らの分別ではなく、へりくだって神を父として仰ぎ信頼する人に、恵みを賜るのです(34節)。

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