今、パウロはエルサレムで捕らえられています。しかし、ローマへ行くということは、エルサレムへ来る前から、パウロが志していたことでした。「わたしはそこへ(エルサレムへ)行った後、ローマも見なくてはならない」(使19章21節)。これは、主が与えてくださった志です。主が望ませてくださったことであるなら、主が必ずそれを行わせてくださいます(フィリ2章13節)。主は、パウロが勇気を失うことをお許しになりません。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」(11節)。その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」(使徒23:11))