月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月27日(月)

創世記45章 信じられないほどの良い知らせ

父は気が遠くなった。…彼らはヨセフが話したとおりのことを、残らず父に語り、ヨセフが父を乗せるために遣わした馬車を見せた。父ヤコブは元気を取り戻した。
イスラエルは言った。「よかった。息子ヨセフがまだ生きていたとは。わたしは行こう。死ぬ前に、どうしても会いたい。」(創世記45:26-28)

 ヨセフは兄たちに自分の正体を明かした後、自分の身に起きたことを神の恵みの光の中で解釈しました(5〜8節)。一切が神の恵みの光のもとに置かれたとき、ヨセフの恨みも兄たちの自責の念も乗り越えられ、痛切な父の悲しみも癒されました。暗い家族の物語は、一挙に神の恵みの光に照らされて感謝の物語となりました。

 父ヤコブは、ヨセフを死んだものと思っていましたから、ヨセフが生きていて、エジプト全土を治める者となっているとの報告を受け、あっけにとられてしまいました。しかし、ヨセフの言葉を伝え聞き、用意された馬車を見て、「ヨセフは生きている」と信じ、喜ぶことができました。

 ヤコブには、それは信じられないほどの良い知らせでした。私たちにも、主イエスの復活により、愛する者と生きて天で再会する希望が与えられています。これこそ、信じられないほどの良い知らせです。どんな暗闇の中を通るとしても、神の民には必ず光が届きます。すべてが感謝の物語に変わる日が、あなたにも備えられています。

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