月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月18日(土)

使徒8章 信仰の入り口

宦官はフィリポに言った。
「どうぞ教えてください。預言者は、だれについてこう言っているのでしょうか。自分についてですか。だれかほかの人についてですか。」(使徒8:34)

 キリストの福音による救いは、人知を超えた出会いによって、与えられます。神は救われる人たちに導き手を送ります。二人の出会いは、偶然に思えますが、神の確かな導きなのです。

 エチオピアの宦官と伝道者フィリポの出会いは神が仕組んだものでした。宦官は、エルサレムの礼拝に出席し、帰り道で声を出して聖書を朗読していました。フィリポに出会うと、「手引きしてくれる人がいなければ聖書の言葉が分かりません」と語ります。彼は、神の言葉に対して謙虚さを持ちあわせた求道者でした。また、彼の御言葉への渇望は、「どうぞ教えてください」というフィリポに対する言葉に表されています。

 信仰は、神の言葉を介して与えられます。手引きする伝道者と神の言葉を熱心に学ぶ人の間で救いは実現します。ここに信仰の入り口があります。フィリポは宦官の願いに答えて聖書の箇所からイエスの福音を告げ知らせました。聖霊は、今も同じようにして人を救いに導きます。聖書を介する真剣な出会いを祈り求めましょう。

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