月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年4月26日(日)

詩編15編 とこしえに揺らぐことがない

主よ、どのような人が、
あなたの幕屋に宿り
聖なる山に住むことが
できるのでしょうか。(詩編15:1)

 「幕屋」や「聖なる山」は、文字通りのエルサレムを越えて、黙示録が描き出す天上の都を指します。この詩編は、終末に成就する神の都に入るものは誰か、そこで永遠のいのちに与るものは誰か、という歌です。

 そこで、条件とされるのは、思いと言葉と行いにおける、愛と義の実践です。特に、それが隣人との関係で求められます。神への真の礼拝に求められるのは、儀式の形式的な遵守ではありません。私たちが礼拝に臨む時に、「互いに愛し合いなさい」という主イエスのおきてこそが、礼拝の精神にふさわしいものです。

 この詩の真実は変わりません。しかし、私たちはキリストによる和解を信じる信仰によってしか、この詩を唱えることができません。義人の条件を満たしたキリストと共に結ばれてこそ、私たちは揺るがない住まいに宿ります。

 祈りましょう。神が与えてくださった兄弟姉妹との交わりを大切にすることができますように。御言葉によって、喜んで隣人に対する義務を果たし、御前に喜ばれる歩みをなすことができますように。

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