あさのことば 2024年7月15日(月)放送

木村恭子(川越教会牧師)

木村恭子(川越教会牧師)

メッセージ: 賛美



 おはようございます。川越教会牧師、木村恭子です。

 今週は、私の歩みを振り返りながらのお話、今日は高校生の頃の話です。ちょうどその頃、「友よ歌おう」(いのちのことば社/太平洋放送協会発行)という若者向けの賛美歌集が出始めて、ギター伴奏で賛美したり、特別集会のため、集まって賛美の練習をすることもありました。懐かしく、楽しい思い出です。

 ところで、多くの教会では、礼拝で讃美歌を歌います。賛美歌の歌詞は、神の御存在を讃えたり、神の業や働きをたたえたり、感謝したり、神を信じて歩む私たちの心を歌ったり、いろんなテーマの賛美歌があります。

 礼拝の中では、初めの賛美、メッセージ前、メッセージの後、最後に神を讃える頌栄を歌う、というのがオーソドックスな賛美でしょうか。教会によっても、違いがあると思います。歌詞に励まされて心ふるえたり、自分の罪を突き付けられたり、感謝で涙があふれることもあります。とりわけ、礼拝に出席している方々と一緒に賛美するとき、心が一つになって、恵みが満ちあふれます。

 聖書を見ると、旧約聖書の時代から、歌を用いての神賛美が行われていました。ソロモン王の時代、エルサレム神殿の献堂式での大掛かりな賛美の様子が聖書に記されています。想像してみてください。「ラッパ奏者と詠唱者は声を合わせて主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパ、シンバルなどの楽器と共に声を張り上げ、『主は恵み深く、その慈しみはとこしえに』と主を賛美すると、雲が神殿、主の神殿に満ちた。」(歴代下5:13)

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