おはようございます。今月この番組を担当してきました、仙台教会の風間義信です。
日本では、4月が年度のはじめということが多いようですが、早一か月が過ぎようとしています。月日の進む早さを感じます。
今月は、イエス・キリストの復活を記念するイースターを迎えました。そのキリストは、今日も、次のように私たちに語り続けてくださっています。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」これは、新約聖書の最初にあるマタイによる福音書の28章20節の言葉です。
そのように、復活されたキリストは、いつも共におられる方です。たとえこちら側が忘れてしまっていても、私たちの重荷を負って十字架にかかり、死に勝利してくださった方は、決して私たちを忘れることはありません。その思いが、「いつも」に込められています。
そもそも、イエス・キリストがお生まれになった時のことを、そのマタイによる福音書は、インマヌエル、「神は我々と共におられる」(マタイ1:23)と伝えています。この方が昔におられたので、今はその昔を懐かしむ、というのではなく、今日も、インマヌエル、あなたと共におられます。
あなたの毎日の生活が支えられ、共におられるキリストの言葉が、あなたの心に届けられることを信じております。