エフェソの信徒への手紙 3章
神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜り、この福音に仕える者としてくださいました。この恵みは、聖なる者たちすべての中で最もつまらない者であるわたしに与えられました。わたしは、この恵みにより、キリストの計り知れない富について、異邦人に福音を告げ知らせており、日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 3章7節~8節
神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜り、この福音に仕える者としてくださいました。この恵みは、聖なる者たちすべての中で最もつまらない者であるわたしに与えられました。わたしは、この恵みにより、キリストの計り知れない富について、異邦人に福音を告げ知らせており、日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 3章7節~8節
2018年1月の聖書日課をまとめて表示します。
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坂本 紀夫が担当した聖書日課をまとめて表示します。
パウロは、「伝道者」としての働きが自らの使命であることに揺らぐことのない確信を持っていました。それは、自分の能力や才能に自信があったからではありません。むしろ、誰よりもその資格がないことを十分に心得ていました。
神の御前に、自分は「罪人の中で最たる者」(1テモ1章15節)と告白したパウロは、ここで「最もつまらない者であるわたし」と記し、「神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜」ったと、記しています。罪を深く自覚するパウロは、神の恵みと力がなかったならば、わたしはこのようにはなれなかったと言うのです。パウロは、神が福音宣教者としての力を備えてくださった恵みを、ただただ驚きをもって記します。
私たちの伝道も、自分で計画し、自分で行う働きなのではありません。神の永遠のご計画に基づくものです。この事実を思う時、私たちに託された神の救いの働きがどんなに栄光に富んだものであり、宣べ伝える福音が、どんなに計り知れないキリストの豊かさ(富)であるのかがわかります。