2023年2月の聖書日課
月刊誌 『リジョイス』PDF版 3月号配信中
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わたしの街のこの教会 Vol.69 岡山西教会
毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2023年2月は岡山県岡山市にある「岡山西教会」です。
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主はダビデに、その行く先々で勝利を与えられた。 歴代誌上 18章6節
18章からは、ダビデが周辺諸国との戦いに勝利を重ねる様子が記されています。ダビデはペリシテ人を討って征服し、モアブ人を隷属させました。脅威だったツォバの王ハダドエゼルを打ち破り、大量の戦利品を奪い取り…
「大変な苦しみだ。主の御手にかかって倒れよう。主の慈悲は大きい。」
歴代誌上 21章13節
イスラエルは周辺諸外国との戦いに勝ち、力を得ていきました。王であるダビデの気持ちは高揚していたことでしょう。その機会を「サタン」は用います。ダビデにイスラエルの人口を数えさせるのです。 国の状態を把握…
「あなたは、主がイスラエルのために、モーセにお授けになった掟と法を行うよう心掛けるなら、そのとき成し遂げることができる。」
歴代誌上 22章13節
ダビデは、自分が立派な家に住んでいるのに、神の箱が天幕の下に置かれたままになっていることに心を痛めていました。そして神の憐れみによって重い罪を赦された感謝に突き動かされて、神のために神殿を建てること…
平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。
主よ、あなただけが、確かに
わたしをここに住まわせてくださるのです。 詩編 4編9節
悶々として眠れない夜を過ごした経験は誰にでもあるでしょう。悔しい思いが過去の記憶を鮮明に呼び覚まし、目の前の現実には無力を感じ、将来を案じれば不安が頭の中をぐるぐると回り始めます。 きょうの詩編の作者…
「あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。」 マタイによる福音書 5章14節
主イエスは、主を信じ従う者に、あなたがたは「世の光になれるだろう」ではなく、「世の光である」とおっしゃいます。「人間を照らす光」(ヨハ1章4節)である主イエスが、その人の内側におられるからです。 私たち…
ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した。
歴代誌上 25章1節
ダビデは神殿建築のための材料と労働者を準備すると同時に、神殿で奉仕をする者たちを集め、組織しました。神に対する礼拝で大切なのは建物以上に心です。霊と真理をもって礼拝するためには、ふさわしい奉仕者が必…
雌ろばの責任はメロノト人イエフデヤ。羊の群れの責任はハガル人ヤジズ。以上のすべてが、ダビデ王の財産の責任を負った長官であった。 歴代誌上 27章30節~31節
確固とした信仰共同体を形成するためには、何よりも神を真実に礼拝することが大切です。同時に秩序を維持し体制を整えることも必要です。ダビデはそのためにも知恵と力を尽くして取り組みます。彼は門衛の組分けを…
「もし主を求めるなら、主はあなたに御自分を現してくださる。もし主を捨てるならば、主はあなたをとこしえに拒み続けられる。」 歴代誌上 28章9節
神殿建築の準備を整えた後、ダビデは、国のおもだった人びとを集めて、神がソロモンを次の王として立てられたことを宣言しました。そして、神のすべての戒めに心を留め、それを求めることによって、恵みの土地を子…
「わたしは正しい心をもってこのすべてのものを寄進いたしました。また今、ここにいるあなたの民が寄進するのを、わたしは喜びながら見ました。」 歴代誌上 29章17節
神の祝福の内に歩むためには、神に対する真実な礼拝が大切であるというのがダビデの確信でした。そのためにダビデは多くの犠牲を払ってでも神殿建築の準備をしようと決意し、実行しました。それに促されるようにし…
諸国をあなたの周りに集わせ
彼らを超えて高い御座に再び就いてください。
主よ、諸国の民を裁いてください。 詩編 7編8節~9節
神が世界の審判者であるという信仰は、諸刃の剣です。なぜなら神の正義と公平は、敵にもわたしにも向かうからです。自分に都合の良い裁きだけを期待することはできません。そのことを理解している人だけが、神を世…
心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。 ペトロの手紙一 3章15節
明治憲法下の1873年のこと、2月11日が日本国が成立した日として、「紀元節」と呼ばれる祝日とされました。日本神話に由来する天皇制国家の形成のためでした。やがて第二次世界大戦時には天皇を「現人神」として崇拝…
「その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。」 マタイによる福音書 5章24節
主イエスは、礼拝者に和解の心を求められます。礼拝でいけにえをささげる前に、反感を覚える誰かと仲直りをするように、和解をするように、とおっしゃいます。 しかし、礼拝をささげるときになっても、まだ誰かに対…
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。 コリントの信徒への手紙一 13章13節
神の三つの大きな賜物、信仰と希望と愛のうち、きょうは、信仰について思い巡らしましょう。 パウロは次のように記しています。「わたしたちは、義とされた者の希望が実現することを、”霊“により、信仰に基づいて切…
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。 コリントの信徒への手紙一 13章13節
神の三つの大きな賜物、信仰と希望と愛のうち、きょうは、希望について思い巡らしましょう。 希望は、聖霊によって主イエス・キリストに結ばれて与えられる賜物であり、神への信仰、つまり、信頼に基づくものです(…
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。 コリントの信徒への手紙一 13章13節
きょうは、最も大きな賜物である愛について思い巡らしましょう。 信仰(信頼)と、希望(期待)と、愛の賜物とは、将来、終わりの日に復活の体を与えられ、最後の審判を経て神の国に入れられても、私たちに残ってい…
「民を裁くために、知恵と識見を求めたのだから、あなたに知恵と識見が授けられる。またわたしは富と財宝、名誉もあなたに与える。」 歴代誌下 1章11節~12節
歴代誌下は、ソロモンが父ダビデから王位を継承したところから始まります。主はソロモンに現れ、何事でも願ってよいと促されました。普通に考えれば自分自身や国民が満足に生活できるための富や名誉、国を守る力と…
彼(ティルスの王フラム)はまたこう言った。「天と地をお造りになったイスラエルの神なる主はたたえられますように。…」 歴代誌下 2章11節
ソロモンは神殿を建築するにあたり、父ダビデの時代にも王宮建設に協力してくれたティルスの王フラムに協力を依頼します。輝かしく偉容を誇る神殿を建てるために必要となる人や物はイスラエル国内だけでは不十分で…
主よ、わたしたちの主よ
あなたの御名は、いかに力強く
全地に満ちていることでしょう。
天に輝くあなたの威光をたたえます 詩編 8編2節
満天の星空を眺めていると、この大宇宙の中でいかに自分の存在が小さなものであるのか、気づかされます。この詩編の作者もそれに似た経験をします。しかし、この詩編は単に宇宙の広さや大きさに圧倒されているので…
イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。
マタイによる福音書 17:2
この日、主イエスは三人の弟子たちを連れて山に登られました。すると、主イエスのお姿が彼らの目の前で変わり、「顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった」のです。主イエスが全く別人になられたわけでは…
ソロモンはエルサレムのモリヤ山で、主の神殿の建築を始めた。そこは、主が父ダビデに御自身を現され、ダビデがあらかじめ準備しておいた所で… 歴代誌下 3章1節
ソロモンのもとで神殿建築が始まります。建物を建てるにあたっては場所を選び、設計図を書き、大量の材料を用意し、と多くの準備作業が必要です。ただ、神殿建築についてはソロモンが王となる前から準備されていま…
ソロモンはこれらすべての祭具を作ったが、それはあまりにも多く、その青銅の重さは量ることもできないほどであった。
歴代誌下 4章18節
ソロモンの神殿にはたいへん多くの祭具が設置されました。そのうち青銅製の祭具は罪や汚れのある人間が主なる神を礼拝できるようにするためのものです。礼拝一回ごとに人の罪や汚れを清める儀式が必要だからです。…
神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって。
深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。 詩編 51編3節
きょうから、主イエス・キリストの十字架の御苦しみを思い巡らすレント(四旬節・受難節)に入ります。その最初の日が「灰の水曜日」です。 アメリカの教会で灰の水曜日の礼拝に出席したことがあります。御言葉と祈…
ラッパ奏者と詠唱者は声を合わせて…「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美すると、雲が神殿、主の神殿に満ちた。 歴代誌下 5章13節
神殿建築が完了したことを受け、イスラエル中の人を集めて、主の契約の箱のみならず臨在の幕屋を神殿に運び入れる儀式が行われました。契約の箱は、主が憐れみ深く恵み深い主としてイスラエルと共にいる、との契約…
「あなたはお住まいである天から耳を傾け、その異国人があなたに叫び求めることをすべてかなえてください。…地上のすべての民は御名を知り…」
歴代誌下 6章33節
神殿完成にあたり、ソロモンは、神殿で人びとがささげる祈りを主が聞き届けてくださるよう切に祈りました。注目すべきは、イスラエル以外の異国人の祈りをもかなえてくださるよう、ソロモンが願ったことです。主が…
「…わたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け、罪を赦し、彼らの大地をいやす。」
歴代誌下 7章14節
神殿の完成にあたって、ソロモンは、神の民が罪を犯してしまっても、主の憐れみを乞うなら罪を赦してくださるよう、主に願いました。主は、悪の道を捨てて立ち帰るなら罪を赦すとソロモンに返答し、その祈りを聞き…
イエスは言われた。「退け、サタン。
『あなたの神である主を拝み、
ただ主に仕えよ』
と書いてある。」 マタイによる福音書 4章10節
サタンは荒れ野で主イエスを試みます。一回目は、石をパンに変えてみよと唆します。主は「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」という御言葉によって、退けられました。 二回…
ソロモンは、20年を費やして主の神殿と王宮を建て終わると、フラムから贈られた町を次々と再建し、そこにイスラエル人を住まわせた。
歴代誌下 8章1節
ソロモン王は就任から20年を神殿と王宮建設に費やし、それから町の建設など国土統治の事業にあたりました。そしてソロモンは、「彼の支配下にある全地域に、築こうと望んだ町々をすべて築きあげ」る(6節)など、大…
「あなたを王位につけられたあなたの神、主のための王とすることをお望みになったあなたの神、主はたたえられますように。」
歴代誌下 9章8節
ソロモンの名声はイスラエルの周辺国にまで広まり、シェバの女王がソロモンに会いに来ました。女王は難問をぶつけますが、ソロモンはすべてに解答します。女王はソロモンの知恵に感心しつつもソロモンという一人の…
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