月刊誌リジョイス 聖書日課 2024年11月 1日(金)

レビ19章 聖なる者となることを切望される主

  

あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。(レビ19:2)

 神は、その聖さをご自分の民に求められます。この教えは、モーセや共同体が生み出したのではなく、聖なる神ご自身から発せられたのです。もし、戒めや命令が神に由来しないなら、「聖なる者となる」動機と目標は定まらず逸れてしまうでしょう。

 だから、民の心に刻み込むように、「わたしは主である」「わたしはあなたたちの神、主である」という言葉が、前の章も含めて約20回も繰り返されるのです。子どもに教え込むように、何度もご自分を啓き示してくださるのです。そして、神と共にいることのできる道を教えられます。

 私たちは罪深く、罪ゆえに弱いかもしれません。しかし、じわりじわりと蝕んでくる、まことの神を神と認めない世俗的な考えや慣習を、軽く考えて、罪と妥協してはなりません。

 「聖なる方に倣って、あなたがた自身も生活のすべての面で聖なる者となりなさい。…この地上に仮住まいする間、その方を畏れて生活すべきです。…あなたがたが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、金や銀のような朽ち果てるものにはよらず、きずや汚れのない小羊のようなキリストの尊い血によるのです」(1ペト1章15〜19)。

 【祈り】 罪深い私どもに、恵みの約束を誠実に果たしてくださる主なる神の御名を崇め、その憐れみに心から感謝いたします。

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