レビ15章 性的な事柄への神の配慮と癒し
あなたたちはイスラエルの人々を戒めて汚れを受けないようにし、…彼らの汚れを持ち込んで、死を招かないようにしなさい。(レビ15:31)
今、子どもたちに体の性的な部分について教えるときには、「プライベートな部分」という言い方を用い、性的な事柄はもっとも個人的で大切にされなければならないと教えられます。人のもっともプライベートな事柄に関して律法で規定されているということは、そこに「汚れ」が入ってくる恐れがあるということ、プライベートな事柄まで神は配慮してくださっているということです。
内容は、男女の正常漏出による汚れと、病的な異常漏出による汚れについてです。いずれもある一定の期間「汚れている」者として節度ある行動が求められ、その後、正常漏出については水で洗うことによって、異常漏出については贖いの儀式をおこなうことで清められるとされています。
異常漏出については、新約聖書の「長血の女」の出来事が有名です。主イエスは背後から服の房を触れて癒しを求めるその女性に、「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われ、贖い主イエスを通して汚れを清めてくださる主なる神の御心が示されました。
このように、性的な事柄については、主を畏れつつ秩序と慎みをもって営まれることが求められていると同時に、そこにも主イエスの癒しが与えられていることを感謝します。
【祈り】 聖なる神さま。性的な事柄についても汚れを受けないように、きょうもわたしをお守りください。
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