月刊誌リジョイス 聖書日課 2024年2月 3日(土)

イザヤ45章 主なる神の善き計画は変わらない

  

わたしは自分にかけて誓う。
わたしの口から恵みの言葉が出されたならば
その言葉は決して取り消されない。(イザヤ45:23)

 人は自分よりも大きなものにかけて誓います。しかし、神は御自身以上に偉大な存在がないので、御自身にかけて誓われます。神がきょう、誓われるのは、私たちから恵みを取り去らないということです。神の口から恵みの言葉が出てきます。その恵みが取り消されることはありません。

 主なる神においては、言葉と出来事とは一つです。神は御自身が意志されたとおりのことを行われます。神は善きことを計画されます。その計画が覆されることはありません。

 神は最初から、私たちにとって恵みとなることを計画しておられます。神が第一に願っておられることは、私たちの幸いだからです。

 思えば私たちの言葉は、しばしば裏切ります。口にされた約束が守られないことがあります。心にもないことを口にすることがあります。心と言葉とが一致していません。しかし、神はなんと誠実なお方でしょう。その口から出たことが取り消されることはありません。

 いや、神は「滅ぼす」と言いながら思い直されることがあります。神の恵みが取り消されることはないからです。神は裁きや災いについては、思い直されます。しかし、恵みに関して、神は少しも変わることがありません。いつも最善をなさるからです。

 【祈り】 御前にふた心なき者であることができますように、心と唇とを聖別してください。

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